ASUS CZ1はキーボード取り外し可能な Chromebook です。お手頃価格で、タブレットとして、ノートパソコンとして、両方で使いたい方には最適な一台と言えるでしょう。
おすすめできる人、メリット
- タブレットとして、ノートパソコンとして、両方で使いたいと思っている人
- 本や新聞を読んだり、映画を見たりと比較的マシンパワーが必要ない用途を考えている人
- デタッチャブルなのに低価格
- Chromebook をとりあえず触ってみたい人
おすすめできない人、デメリット
逆に以下の人にはおすすめできません。
- タブレットのみ、もしくはノートパソコンのみ、として使いたい人(本機だと中途半端です)
- 動画編集など重い作業をしたい人
- 500gとタブレットしては少し重いです
- スタンバイ時のバッテリー消費が多めです。使ってなくても3日ほどで空になります。(もちろん電源オフだとほとんど減りません)
主要諸元(スペック)
主要諸元は以下のとおりです。CPUやメモリなど必要最低限の構成となっている分、価格が抑えられています。
OS | Chrome OS |
CPU | MediaTek Kompanio 500 (8183) 動作周波数 (標準/最大):2GHz |
メモリ | 4GB |
ディスプレイ | ディスプレイ:10.1型ワイドTFTカラー液晶 表面仕様:グレア 解像度:1,920×1200ドット (WUXGA) タッチパネル:搭載 グラフィックス機能:ARM Mali-G72 MP3 (CPU内蔵) 外部ディスプレイ出力:最大1,920×1,080ドット |
ストレージ | eMMC:64GB/128GB |
使用レビュー
まずはキーボードを外したタブレット状態から。若干ずっしりくる重さです。この状態で日経を読んだり楽天マガジンで雑誌を読んだりするのが私のメインの使用方法です。画面レイアウトは以下のようなイメージでAndroidに近いです。

続いてキーボードを装着してノートパソコン風にしてみます。画面の角度も調整可能です。タッチパッドが少し狭いですが、本体のサイズを考えるとしょうがないのでしょう。動画編集など重い作業には向きませんが文章を書いたり表計算ソフトを使ったりするレベルであれば問題なく使えます。画面イメージは下記のようになり、デスクトップからアイコンが消えノートパソコン風に。左下の白丸のランチャからアプリを起動します。

Linux開発環境
Chromebook は Linux開発環境を構築することも可能です。使い方の詳細は下記にあります。
Chromebook で Linux をセットアップする
お試しで入れてみましたが問題なく動きます。VSCodeもインストール可能でした。
購入できるサイト
以上のとおり、普段はタブレットとして使いつつたまにノートパソコンとしても使いたい人や、普段はノートパソコンとして使いつつ外出時にはタブレットとして使いたい人などにはおすすめできる一台です。
買ってみたい人は下記のサイトより購入可能です。Amazonにおいては現在通常モデルの取り扱いがないようです。
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